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親知らずの抜歯は必要?疑問にお答えします!

2025年2月21日

【しだみ歯科で親知らず抜歯を行えます!】

しだみ歯科では毎月2〜3回(土・日に不定期)口腔外科の先生による親知らずの抜歯の枠を設けております👨🏻‍⚕️🦷



【親知らずってなに?】

親知らずとは上下の一番前の歯から数えて8番目の歯で第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれています。
通常10代後半~20代で生えてくることが多く、遅いケースだと30代になって生えてくる場合や、歯茎の中に埋もれて生えてこないケースもあります。



【親知らずは早く抜いたほうがいいの?】

日々の診療の中で患者様より
「親知らずは早く抜いたほうが良いといわれていますが、本当ですか?」

「親知らずは絶対に抜かないといけないのですか?」
と良くご質問を頂くのでご説明いたします。

実は親知らずはきれいにまっすぐ生えていて歯磨きも問題なく行えるのであれば、抜歯を行う必要はないのです。

〈抜歯をした方が良いケース〉

・親知らずが斜めに生えている場合など、適切に歯磨きを行う事が難しく虫歯や歯周病のリスクが高い場合。
・かみ合わせが悪かったり、周囲の歯や骨に悪い影響を与えている場合。
・矯正治療を行っている場合に歯並びに悪い影響を与えている場合。
上記の場合には親知らずの抜歯をお勧めすることがあります。

⚠️早めの抜歯がオススメ⚠️
親知らずは年齢を重ねて行くうちに顎の骨と癒着してしまうリスクが高まります!
特に30代以降は抜歯の難易度が増すと言われていますので、抜歯をご検討の方はお早めにご相談くださいね。

 

【親知らずの抜歯は大きな病院でと言われました・・・】

現在かかりつけの歯科医院に通院されている方の中には「痛みがあるので親知らずを抜いてほしい!」と相談した所「下の親知らずはうちの歯科医院では抜けないです!」と言われた事がある方もいるのではないでしょうか?

こちらについて、上あごの親知らずは口腔外科専門の歯科医師でなくても抜歯を行う事が出来る場合が多い為ですが、下あごの親知らずの抜歯に関してはそうはいかないのです。

下あごの親知らずの抜歯はなぜ口腔外科の先生でないと難しいのかをご説明します。

    • ・下あごには下顎管(かがくかん)という太い血管と神経が通っている管があり、下顎管に接触しない様に注意が必要な為。

    • ・下あごの親知らずは水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)という横向きに埋まった状態のケースが多く、抜歯を行うためにはあごの骨を削ったり、歯を2~3個に割って抜歯する必要がある為。

    • ・年齢とともに親知らずとあごの骨が癒着する場合が有り、抜歯の難易度が上がってしまう為。

    • ・歯根部(しこんぶ:歯の根っこの部分)には歯根膜(しこんまく)というクッションの様な組織があり、通常はあごの骨に癒着することは少ないのですが、清掃不良等により感染を起こしている場合には歯根膜が破壊され、骨の癒着を引き起こすことがある為。

以上の事から、下あごの親知らずの抜歯は専門的な研修を修了しており、歯科口腔外科を標榜している歯科医院で経験を積んだ先生が行う事が多いです。

口腔外科の先生が在籍されていない歯科医院に通われている場合は、大学病院や歯科口腔外科を標榜している歯科医院に紹介してもらうケースが多いです。

しかし、大きな病院の口腔外科だとこの平日にしか外科の予約を取れない事が多いので「平日はお仕事や学校が忙しくて行けない!」という方は、ぜひ口腔外科の先生が在籍するしだみ歯科にご相談下さい🙆‍♀️🌈

 

【こんな方は要注意!】

  • ・一番奥の歯のあたりに物が詰まりやすい!
  • ・疲れている時や体調が悪くなった時に痛みが出て何度も繰り返している!
  • ・親知らず・隣の歯が黒くなっている!
この様な事はありませんか?

親知らずの抜歯を行うことで
  • ・歯ブラシをしやすくなったり
  • ・お痛みから解放されたり
  • ・虫歯・歯周病のリスクが減ったり
などのメリットがたくさんあります♪

 

【親知らず抜歯に関する注意点】

・親知らずの抜歯時は麻酔の注射を行います。

麻酔が切れるまで個人差がありますが大体3~6時間程度かかる事があります。
麻酔が切れるまではお食事は控えて頂くようにお伝えしています。
これは熱いものに気付かずにやけどをしてしまったり、口内を知らない内に噛んでしまったりする事を防ぐためです。
お食事は済ませてからお越しいただく事をお勧め致します。



・抜歯後には基本的に抗生物質と痛み止めのお薬を処方しています。

歯科医師の指示に従って正しく服用をしてください。
今までお薬を服用してアレルギー症状が出た事がある方は、歯科医師に必ずお伝えください。
また定期的に内服しているお薬がある方はお薬手帳をご持参ください。
※特に血液をサラサラにするお薬、血圧を下げるお薬、骨粗鬆症のお薬をお使いの方は必ずお伝えください!


・出血が止まらない場合があります。

抜歯後には止血の為に30分程度ガーゼを強く嚙んでいただいています。
その後も出血が続くことがありますが、多少の出血であれば問題ありません。
※明らかに出血が止まらない場合等ご心配なことがございましたらご連絡ください。
※抜歯当日の飲酒や湯船につかっての入浴、激しい運動はお控えください。


・抜歯をした部位は触らない様にしましょう。

抜歯後に空いた穴には血餅という血の塊が出来るのですが、血餅には傷口の止血・保護の役割があります。
気になるからと言って指で触ったり、歯ブラシを強く当てたり、勢いよくぶくぶくうがいをしたりしてしまうと血餅が取れてしまう場合が有ります。
そのような状態をドライソケットと言いますが、ドライソケットの状態では強い痛みが出てしまったり傷の治りが遅くなったりしますので、抜歯後の部位は出来るだけ触らないようにしましょう。


・その他の注意点とお伝えしたいこと

※外科の先生の枠でご予約をお取りするか否かは当院医師の判断となります。

※初診やお久しぶりの患者様、痛みが強い患者様等、状況によってはご来院当日の抜歯が行えない場合がございますので、まずはご相談にお越しください。


※特に神経に近い症例等、安全を期して大学病院に紹介させて頂く場合がございます。

※親知らずの抜歯の金額については親知らずの生え方や状況によっても変わってきます。

※抜歯後は1~2日程度で消毒にお越しいただく必要があります。

※また歯茎を縫合した場合には1週間後程度で抜糸にお越しいただく必要があります。

※抜歯後に腫れや痛みが強くなったり、熱感がある場合にはお早めにご連絡ください。

※抜歯後は個人差にもよりますが1週間ぐらい顔が腫れる事が多いですイベントなどが控えている場合はご相談ください。

しだみ歯科
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