みなさんこんにちは
webで簡単に初診予約を行えるしだみ歯科です
目次
【1.高蔵寺の小児歯科】
しだみ歯科では月・水曜日に小児歯科の先生をお招きし、たくさんのお子さんの治療やメンテナンスを行っています
そこで今回は小児歯科の平場鉄也先生直伝!「小さいお子さんの歯磨きのコツ」についてお教えしたいと思います
※年齢によっても注意すべきポイントは違ってくるのですが、今回は3才くらいまでのお子さんの歯磨きについてご説明します
【2.子供の歯磨きのよくある悩み】
- 子供が歯磨きを嫌がって動いてしまう
- 歯磨きを始めると大泣きしてしまう
- 歯磨き中に口が閉じてしまう
- 歯ブラシを舌で押し返してくる
等々・・・
忙しいお父さんお母さんのお悩みを解決するきっかけになればと思います


【3.これだけは知っていてほしい事】
まず初めに知っておいてほしい事は
「3歳未満のお子さんは基本的に歯磨きをしようとすると泣いてしまう」
ということ
愛しいわが子が大泣きしているのに無理やり歯磨きをするなんて・・・心が痛い!
と思われるお父さんお母さんも多いとは思いますが、将来のお子さんの口腔環境に影響してしまうので、泣いて暴れても毎日歯磨きをしてあげましょうね
☆毎日同じタイミング・同じ流れ・同じ時間に歯磨きを行う事でお子さんも次第に慣れてくることが期待できます


そこで小児歯科の平場鉄也先生直伝のコツをお教えします



当院の小児歯科を担当する平場鉄也先生と三輪百香先生です

【4.泣いて暴れる子供の歯磨きのコツ】
いざ歯磨きをしようとしても顔や手を動かしてしまって、うまく歯磨きが行えない場合の対処法を平場先生に教えてもらいました
①歯磨きは床で行う
②股の間に寝てもらう
③子供の腕を太ももの下に入れる


④子供の頭を太ももの内側の柔らかい部分でおさえる。

【5.しっかりよく見て磨きましょう!】
次にお子さんの歯磨きで難しいポイントは磨いている箇所が見えにくい事ですね
特に初めての内は慣れていなくて難しいと思います
ポイント①
歯ブラシは両手を効率的に使うと良いでしょう
歯ブラシを持っていない手は唇や頬っぺたを引っ張って歯ブラシしている箇所をしっかり見えるようにします
☆右側を磨く時は左手の小指で唇を引っ張るとやりやすいですよ
ポイント②
お口を閉じてしまう場合は指をクロスさせてお口を開きます
人差し指でお子さんの上の歯、親指でお子さんの下の歯を支える様にするとお口を閉じられにくいです
ポイント③
歯ブラシは極力細かく1本につき10回程動かすと良いでしょう
ポイント④
奥歯の内側を磨く時に舌で歯ブラシを押し返してくる場合は、まず歯ブラシを噛み合わせの面に当て、そのまま歯ブラシを内側に倒すと磨きやすいですよ
ポイント⑤
前歯の裏側は縦に歯ブラシを当てるときれいに磨けます
注意点
むせたりつばを飲み込むときは無理をせずに歯ブラシを止めて休ませてあげてくださいね
【6.歯磨き粉について】
よくお父さんお母さんから・歯磨き粉は使ったほうが良いですか?
と質問されるのですが、結論からお伝えすると歯磨き粉は使っても使わなくてもどちらでもよいです

ただし大前提として、歯磨きでは「プラークを物理的に(歯ブラシの動きで)落としきる事」が一番大切です

歯磨き粉を使うと口の中があわあわになってしまい、磨いている歯が良く見えなくなってしまいます

なのでまずは歯磨き粉なしで歯磨きを行い、プラークを落としてから歯磨き粉を全体的に歯になじませるように使ってあげるとフッ素の効果が期待できます

ただし歯磨き粉がないと歯磨きをさせてくれないような、歯磨きのきっかけになっている場合は歯磨き粉を使用しましょう
その場合にも、ペーストタイプよりもジェルタイプの歯磨き粉の方が泡立ちが少なく、細かいところまで見ながら磨きやすいですよ
☆フッ素の効果やしだみ歯科で取り扱いのある歯磨き粉に関してはコチラの記事を参考にしてくださいね
【7.フロス(糸ようじ)もお忘れなく!】
歯と歯の隙間はプラークが溜まりやすい為特に虫歯になりやすい部位です
できるだけ毎日1回でもよいのでフロスを通すことをお勧めしています


ただし乳歯の場合歯と歯の隙間が空いている場合はフロスをしなくても問題ありません

☆乳歯と乳歯の隙間は発育空隙と言って、正常な状態ですので心配しないで下さい!逆にこの隙間がないと永久歯が正しく生えてこない場合があります!
【8.終わりに】
今回は小児のハミガキについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか
特に初めてのお子さんだと、何が正解なのかわからずに悩んでしまうと思いますので、そういった方の助けになれれば幸いです

今回の内容はコチラのyoutubeでもご紹介しています

動画で子供の歯磨きの仕方が見られるのでとても参考になりますよ

歯の痛み等のお困りごとがなくてもメンテナンスでご来院いただけるとさらに詳しくお話できると思います

是非現在通院されていない方はしだみ歯科までご連絡くださいね
