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コラムVo.2「歯を知ろう~歯の数と種類編~」

2019年3月7日

皆さんこんにちは

「webで初診予約を行える」しだみ歯科です

しだみ歯科コラム2回目のテーマは

目次

「歯を知ろう~歯の数と種類編~」です

皆さんは子供の歯と大人の歯がそれぞれ全部で何本あるかのか、すぐに答えられますか!?

歯の数:乳歯

乳歯(子供の歯)は上下10本ずつの合計20本
日本では正中線から外側に向かってABCDEと表記します


歯の数:永久歯

永久歯(大人の歯)は上下16本ずつの合計32本(親知らずを含む)



日本では正中線から外側に向かって12345678と表記します


乳歯と永久歯の違い

歯髄があり象牙質がありエナメル質があるという構造自体は変わりありませんが、乳歯は永久歯よりもエナメル質と象牙質の厚みが薄く虫歯になりやすいのです
その為シーラント(虫歯になりやすいかみ合わせ面の溝をあらかじめ埋める方法)やフッ素等をつかって乳歯を守っていくことをオススメしています

 

形状としての種類
ひとえに歯と言っても一つ一つ形や大きさが違いますよね
次に永久歯の大まかなグループと特徴をご紹介したいと思います

切歯(せっし)
正中線から1番目と2番目の2本で俗に前歯と呼ばれています
※線に近い方(1番)を中切歯、遠い方(2番)を側切歯と呼びます。
食事の際に食べ物を大まかに分断して奥歯で噛みやすくする役割があります
その他にも発音にも深くかかわり、切歯がないとうまく発音することが難しくなってしまいます

犬歯(けんし)
正中線から3番目の1本で、糸切り歯とも呼ばれます
鋭くとがっており、食べ物を引き裂く役割があります
かみ合わせにおいて、前歯や奥歯の負担を和らげる等の重要な役割も担っています。
歯根が他の歯よりも長い為頑丈であり、他の歯よりも抜けにくいです。

小臼歯(しょうきゅうし)
正中線から4番目(第一小臼歯)と5番目(第二小臼歯)の2本が小臼歯で、主に食べ物を呑み込める様に細かく砕く役割を担っています。かみ合わせを安定させる役割もあります。

大臼歯(だいきゅうし)
正中線から6番目(第一大臼歯)と7番目(第2大臼歯)と8番目(第三大臼歯)の3本が大臼歯で、小臼歯同様食べ物を呑み込める様に細かく砕く役割を担っています。
俗に奥歯と呼ばれる歯で、歯の中で一番噛む力が強い部分ですcool

一番奥に生えている第三大臼歯は親知らずや智歯(ちし)とも呼びます。
他の歯が15歳ごろに生え変わるのに比べて、第三大臼歯は10代後半~20代前半にかけて生えてくることが多いです

上の図はご紹介した歯の種類と名前の図ですので、自分の歯と見比べてみましょう

親知らずはなぜ抜くの?

親知らずと呼ばれる第三大臼歯ですが、歯科医師から「親知らずを抜いたほうがいいかもしれませんね」と言われたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか
痛くも無いし、むし歯にもなって無いのに何で抜くんだと思われる方の為に、最後に親知らずについてご紹介いたします

第三大臼歯は歯列の一番奥に生える事、斜めに生えやすい事が原因で歯磨きが難しく、歯垢が溜まりやすい歯と言えます
歯垢が溜まってしまうと智歯周囲炎という状態になり、周囲の健康な歯まで害してしまいます
そのため周囲の健康な歯を害する前に抜歯してしまうことが多いのです
 

最後に

今回のコラムはいかがだったでしょうか

奥歯にも種類があったり同じ歯でも呼び方が違ったりと中々複雑ですが、図にするとわかりやすいですね

食事以外にも様々な面で私たちを支えてくれている事を知ると、自分の歯へ感謝の気持ちが沸き上がってきませんか
サメとは違って人間は歯が1度しか生え変わらないので、大切にケアしなければなりませんね

次回のコラムのテーマは「歯の宿敵!むし歯とは!」です

お楽しみに

しだみ歯科
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